2005年08月15日
四枚キップとデラックスグリーン
四枚キップは旧つばめ時代にあった。旧西鹿児島・博多間が片道5000円であった。
JR九州は、九州新幹線にも設定しようか?と部分開業時から考えていたらしい。
というのも、当初はどれほどの利用者がいるか皆目検討がつかなかったからだ。もし乗客数が見込みより少ないなら、導入する予定だったのだろう。
乗客数の実績は、ニュースで報じられたように、順調に推移している。
このことは喜ばしいことである。
新幹線つばめは、本当に贅沢に作られている。すみからすみまで、いたれりつくせりの設備だ。
座席、窓の御簾、洗面所・・・どれをとっても申し分ない。
もちろん、走行時のゆれも少ない。滑るように走るのだ、まさに快走だ。
鹿児島中央から博多方面に向かう場合、その快楽気分でいるときに、新八代でリレーつばめに乗り換えざるをえない。
まだ開通していない新八代・博多間は、1時間半から二時間弱かかるのだ。大半の客は、九州新幹線つばめとリレーつばめの快楽度(快適度)の大きなギャップに気がつくはずだ。
快楽を先に味わうと、あとがキツイ。
JR九州はこのギャップを少しでも埋めたくて、デラックスグリーン席の導入を決めたのではあるまいか。
もちろん、一眠りしたいという人の要望が多かったのが主な理由なのだが。
新幹線全開通したら、鹿児島中央・博多間は1時間20分になる・・・座席でうたた寝ですぐの距離だ。体力・気力の消耗も少ないだろう。
それまで限定なのだ。
「かつてリレーつばめには、デラックスグリーンという座席があった。」
という歴史が残ることは間違いない。
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この記事へのコメント
1. Posted by brtney@aol.com 2007年05月23日 18:18
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