2005年09月21日

太鼓判

脇田電停近く交差点そば 099−253−4855

焼酎が圧倒的に主流をしめる鹿児島の地において、日本酒を前面に押し出した稀有な焼鳥店である。

一間ほどの間口から、中に入る。女将が暖かく迎えてくれる。
そうだ、ここは女性が切り盛りする店なのだ。
鹿児島の場合、女性が焼き場までも担当するのは少ないように思える。

入ってすぐ右手がカウンターとなっている。カウンター越しに焼き場と調理場がよく見える。つまりオープンキッチンのようで安心だ。左手奥が、小上がりになっている。ついたて次第で、家族連れ、小グループ、団体コンパに対応できるのだ。

席に着くと、キャベツが出てくる。

ビールは、目の前でサーバーから注がれて、最高の状態で出てくる。

焼き鳥を頼む。自分は、串盛りを頼むことが多い。女性の焼く焼き鳥はどことなく柔らかい味がするのはきのせいであろうか。

話は飛ぶが、横須賀の酒場の場合はカウンター内に複数の女性がいる。それだけで店内の雰囲気が華やぐのだ。みんな中年だが小ぎれいに薄化粧をしているから余計そうなのだろう。だから、それぞれにファンがついているようだ。

彼女らに日参するおっちゃんを見ていると、秋葉原のメイド喫茶に通うヲタク青年が重なって見える。癒しを求めているのは共通の心理だろう。

話を戻す。
ここの日本酒は、充実している。久保田などの定番はもちろんのことかなりのものだ。
日本酒は、焼酎と違って管理が難しい。大規模店舗なら、専用の保冷庫を置けるだろうが、小規模店舗ではそうはいかない。相当の工夫が必要だ。

南国鹿児島も、冬は寒い。
このような夜に、熱燗またはぬる燗の日本酒で体を温め、焼き鳥を食するのは理にかなっている。

このような贅沢をかなえてくれるこの店に今年も通おうと考えている。



su8966 at 21:16│Comments(0)TrackBack(0)

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