2005年09月29日
男たちの大和
地元新聞で、前売り券が良く売れているとの記事があった。
まさか、おまけのストラップがお目当てではないだろうが、おおいに期待されていることだけは確かなようだ。
ご当地映画
というのは、何だか歯がゆいが、鹿児島ロケ(南薩地区らしい)があったことや、戦艦大和が撃沈された地点が鹿児島近郊であること、主題歌を長渕剛が歌っていることを考えれば、許されよう。
鹿児島は戦争と縁の深い地だ。
くだんの南薩には知覧の特攻記念館がある。
まだ、年端の行かぬ若者たちは、戦闘機に乗り込み敵を目がけて、その命を
南方の空に散らしたのだ。両親や兄弟に宛てた遺書は、立派な字句で綴られられている。
見るたびに、目頭が熱くなってしまうのである。
このことは、高倉健主演の「ホタル」で良く描かれている。この映画は、何回観ても飽きることない佳品である。
話を戻す。
戦争体験者が少しずつ少なくなっている現代で、もう一度平和の有難さを再考する契機になればいいと思う。
追記:前売り券を買いに出かける予定だ。