2007年10月16日

たのしや、いとしや 鹿児島の銀座

今何かと話題の多い銀座ですが、この名がつくところは全国にも多いと思います。
もちろん、鹿児島にもあります。なんと、西銀座まであるのですよ・・・

この鹿児島・銀座通りには、楽しい思い出が本当に一杯あります。

天文館銀座通り

銀座通 2004.7.28撮影
中央には、閉館前の鹿児島東映が写っています。

若いときのデートの待ちあわせ場所は、左手に見える”ブルーライト”でした。
ここは喫茶店の老舗ですし、落ち着いて待つことが出来ました。
そして、分かりやすい場所にあるというのもいいですね。
(今でも健在です。)

一人で遊びに行くときは、この通りにある”あぢもり”で、カツ丼を食べるのが楽しみでした。
昼間から、ビールを飲みながら、カツ丼をかきこむという愉楽は何ともいえないものっでした。

この界隈に以前は昭和の風情を残した一角もまだまだあったのですが、火災で焼けてしまい、その後はおしゃれに変身しました。

わずかの間に、様変わりしたのはオドロキでもあります。


人間 50を目の前にすれば、感傷的になり、昔の楽しかった思い出ばかりを
振り返るものでしょうか?

鹿児島東映 69

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿児島東映で最後に見たのが、この映画でした。

村上龍が、佐世保の青春時代を描いた作品の映画化でしたが、甘く切ない思い出がちりばめられたりして佳作でした。

ぼくが、鹿児島のことを同じように思えるのはもっと先のことかもしれませんが、
この銀座通りを中心にしたナツカシ話には事は欠きません。


話はとびますが、2011年には鹿児島中央から新大阪まで新幹線で直通で行けるようになるそうです。

最初は難航が予想されていたのですが、新幹線新車両開発と博多駅、新大阪駅の新幹線ホーム新設ということで可能になりました。

喜ばしいことです。そうなれば、鹿児島もまた変わっていくでしょう。

そのころには、ぼくはどこで何をしているかは分かりませんが、
この天文館・銀座通りの行く末を見守っていきたいと思うのです。



su8966 at 00:12│Comments(0)TrackBack(0)

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