2008年02月06日
村下孝蔵の世界に浸る・・・
YOCHYさんのブログを見ていたら、村下孝蔵の歌が急に聞きたくなって、レンタルCDショップへと走りました。
このアルバムには、彼の代表曲が詰まっています。
一曲目は”踊り子”です。
詩を聞いていると、本当に切ない思いになってきます。普段は、胸の奥にしまわれてしまっている感情が涙と共に湧き出てきます。
四曲目が”初恋”です。
サントリーCM ”白いなっちゃん”でこのカバー曲が流れています(堀北真希ちゃん、かわゆいです)
六曲目が”ゆうこ”です。これも、いい曲ですね。
何回、どの曲を聴いても、タイコバラオヤヂに涙があふれてきてしまうのであります。
自分の初恋はいつだったかな?と考えましたら、それはトレシー・ハイドであったのではないでしょうか?
”小さな恋のメロディー”を観に、 九州の片田舎の映画館に何回も通い詰めました。マーク・レスターに嫉妬心を抱かなかったのは不思議ですが、メロディーがバレエを踊るシーンをのぞき見るダニエルに自分を重ね合わせていたからかもしれません。
大好きな彼女を見るのは、いつも眩しく、この気持ちは、恋焦がれる彼女が放課後の校庭を走る姿を遠くでいつでも探していた・・・という村下孝蔵の世界に近いものがあるのではないでしょうか?
そんなことを考えれば考えるほど切なくなってしまい、ワイフに電話をかけました。
すると、彼女は、「村下孝蔵が亡くなるわずか数ヶ月前、鹿児島市民文化ホール第二で開かれたコンサートに行っていた」と言ったのです。
彼は、曲間の話では、自分なりの健康法について語っていたそうです。
1999年という年は、ぼくが人生で最も忙しかった年です。盆も正月もなく昼夜もなく働きづくめでした。そんなこともあってか、コンサートに行けなかったのが、今となっては残念に思います。
恋愛の素晴らしさを、最近忘れかけていた自分ではあります。
ガールフレンド E子ちゃんを思い出すたびに、昔の甘く切ない思い出が、よみがえってきます。
多分、彼女も同じ思いだと思います・・・
しかし、楽しかった思い出というものは、それが大切であればあるほど 胸にそっと、しまっておいた方がいいのではないのでしょうか。
今年50になるタイコバラオヤヂは、埼玉の地で、そう思うのであります。
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この記事へのコメント
遠くに 飛ばそうと 紙風船
叩いたら 割れました
大人になっても 夕立に
降られてばかりいます
ここの一節が特に好き。うえーんと号泣しています。
オレの昔の友人が、調布にあるカメラ屋さんでバイトしていて、
そこに客として村下さんがやって来たのだそうです。
友人は「ファンなんです」というと、
後日、写真を受け取りに来た村下さんが、
「これ、ぼくのだけど」と言って、
照れくさそうにギターのピックをくださったのだとか。
「一生の宝物だよ」と彼は言ってました。
「少女」を聞きなおしました。
確かに、この詩をきいていると、じんと胸を打たれますね。日本語は、本当に美しいなと思いました。
ギターのピックをくださるなんて…心の優しい人ですね。