酒場ルール
2006年06月27日
帰り道セット
大阪の立ち飲み屋でポスターを見た。
まさに、通勤ジゴクサラリーマンを狙っての策なのであるが、とても合理的である。
酒だけではさびしい、でも少し小腹を満たすアテまでついてぞなんて・・・
こういった要望にこたえてくれるのである。
そして、ほろ酔いになって、家路を急ぐわけである。
帰り道セットに相当するのが、鹿児島の「ダレヤメセット」だろう。
さすがに、600円という格安料金はないが、1000円のところはある。
中央駅でも、時間帯によって「1000円で、4品料理」という看板を見た。
まだここへ訪問はしていない⇒興味は大だ。
一方では、3000円近くの高料金をうたっているいる居酒屋も中央駅周辺にはある。
もうこうなると、本格高級ダレヤメセットである。
じっくりと、腰を落ちつかせる必要はあろう。
※鹿児島県外の人のために言うが、ダレヤメ=一日の疲れを取る晩酌は、
長い人は数時間にも及ぶのである。二時間くらいはかける人もざらにはいよう。立ち飲みの対極にある飲み方なのである。
ぼくが、個人的にお気に入りなのは、中央駅二階フレスタ「米米麦麦」の
ほろ酔い、 ダレヤメセットである。
値段・内容、共にオススメやと思います。
2006年06月12日
ひどい二日酔いに、HOPPY療法
昨日、おとといと、結構ひどい二日酔いには悩まされた。
近場で買ってきた安いテーブルワインが原因であることは確かだ。
ホッピーならば、いくら飲んでも大丈夫なぼくだが、ワインとなるとダメである。
ならば、高いワインならOKか?といっても、値段は関係ないようだ。
以前大阪で、「シャトーマルゴー」フルボトルなんていうのを二人で飲んだ時の事。テキメンにひどい目にあったことさえあるのだ。
この時は、まず目の前に殴られた後のような星のような光が瞬き始め、一瞬目の前が暗くなり、それから、胃が下から上へと急速に逆戻り・・・
一瞬で、数万円の料理とワインが体外に放出されたのであった。
めったにない二日酔いDAYSでも
もう酒は飲まないぞ!
なんていう気持ちは、ほんの最悪期だけで、後は「ホッピー飲みたいなぁ〜」などと考えてしまっている。
ホッピーを二日酔いの時に飲みたくなるのは、身体が欲しているからである。
だから自然の摂理にしたがい、二日酔い治療として飲むのである。
ホッピーに出会う前には、TV−CMにのせられて、ソルマックを飲んでいた時期がある。
確かに効いた気もするが、高いSの方は、一本500円くらいもするので、
そんなお金があるなら、生ビールを一杯飲んだほうがマシとやめてしまった。
自分には、楽しく飲んで、二日酔いを治すのがお似合いである。
昨日のジンギスカンも、その治療の一環であり、ホッピーと一緒に食べたのであった。(イイワケガマシイ)
二日酔いは、健康飲料ホッピーで治す・・・これが本道なのである。
さて、昔、面白い先輩Uがいた。
酒を飲みすぎたなぁ〜と思った場合、彼は二日酔い防止にどうするか?
ポカリスエットを、がぶ飲みするのである。
ペットボトル症候群にならないかと心配するくらいの飲みっぷりであった。
そうすれば、酒が身体から早く出て、二日酔いしないという理屈だそうである。
もっとも、これは全く医学的根拠はなく、彼なりの方法だったのである。
(とやかくいうスジアイはぼくにはないが・・・)
ひとそれぞれの方法があるもんですねぇ〜。。
2006年03月20日
酒場放浪記の魅力
この番組は、本当に面白い。
この世の中には、本当にたくさんのユニークな飲み屋があるものだなと、いつもながら感心する。
店ごとに、暗黙の了解、常連さんしか分からないルールもあったりする。
(オクブカイ)
この番組は、日本中の居酒屋ファン(ノンベエ)にとって、もうバイブルとなりつつある気もする。再放送も多いが、定期的に新シリーズは作られている。
吉田類さんが、これらの店を訪問するが、彼の親しみあるキャラクターが、それぞれの店の良さを上手く引き出す。これは、難しいことだが、いとも簡単にやってのける(スゴイ)
ずっと、録りためていたら、SPモードで13枚DVDになってしまった。見ながら、DVDラベルに、店の名とかを書き込むのも非常に楽しい作業である。
さて、
紹介される店は、東京下町が多い。ぼくは、酒はもちろんであるが、それぞれの店の名物料理も楽しみに見ている。
今日の店は、「元祖レバ刺し」の店であったが、昔はこれを食べる習慣がなく苦労したそうだ。こんな裏話を聞くのも楽しい。
忘れてはならない煮込みも登場した。
日牛研としては、一番興味をそそられるところではある。煮込みを食べ歩いた人なら分かるが、店ごとに違い、面白い料理ではある。
さて、
世間にはぼくなんか及びもつかない居酒屋ファンがおられる。
いつも、ブログとかHPを見るたびに頭が下がる。
東京・都立家政の店では
マンボウの煮付けを食べさせてくれたところがあるそうである(宇ち中uchidaholicさん)。
まだまだ、飲み屋の世界は広い。
吉田類さんには、肝臓をはじめ体に注意していただき、生涯この珠玉の番組を
続けていただきたいものである。
2006年01月23日
立ち飲み考5…吉田さん、五反田も良いね!
今、吉田類の「酒場放浪記」を見た。新シリーズである。
最初の恵比寿の焼きトンヤ「とよかつ」も良かったが、五反田の「呑ん気」はさらに良かった。是非行ってみたい立ち飲み屋なのだ。
いつも言うが、鹿児島には立飲み屋が極めて少ない。これは、電車通勤サラーリマンが少ないことによるかもしれない。
都会のサラリーマンは、仕事のストレスを立飲みで解消してから家路に着く。
だから、毎日でも立ち寄れるような店が必要だ。五反田の店は、本格中華が極めて安く一皿200円だったりする。これにバクダン(チュウハイ+ビール)を飲んでも、千円札でお釣りがきたりする。支払いは、キャッシュオンデリバリ−の明朗会計だ。これもいい。
ぼくは、下町・川の手では、意外と人情豊かな店を見つけるのは得意だが、今晩のような山の手では不得意だ。
今週は、その品川で用事なのだ。それが済めば、横浜の「ホッピー仙人」まで行ければ良いなと思う。そして、桜木町から終電で品川周りで、それから五反田まで行く・・・なんていうのはハードだから、足の病み上がりには毒だろう。
でも、酔っ払うと勢いで、出来そうな気がしてくる自分には怖い気がしないでもない。
2005年12月06日
立ち飲み考4
今日、プロント鹿児島中央駅西口店が開店する。
これは、「立ち飲み」が、圧倒的に「座り飲み」が多い土地柄である鹿児島で
流行るかどうかの試金石でもある。
友人が天文館「東京食堂」一角に、立ち飲みコーナーが出来たと教えてくれた。
それで、訪ねていったのだが、ぴらモールから少し入った路地にもかかわらず、若い人でにぎわっていた。
その日は、足を踏み入れるような格好でもなかったので、あきらめた。
↓
そういうときに限って、運動靴だったりするのだ。
ホッピー仙人様はぼくの風貌はご存知だから、この姿は想像は出来ることだろう。
さて、先日連れて行ってもらった横浜・野毛の「花火」はいい店であった。
COD(キャッシュオンデリバリー)であるから、明朗会計である。
もちろんホッピーも飲めるのである。気軽に立ち寄り、ジョッキで乾杯すれば、幸福そのものである。
野毛では、立ち飲みハシゴも可能なのである。料金も安いし、料理も美味いのだ。うらやましかった。
今や、立ち飲みが流行である。天下のトキア(東京ビル)の赤垣屋も満員で入れなかったほどだ。
立ち飲み文化が鹿児島でも定着するかどうかを暖かく見守っていきたいと思ってはいる。
2005年11月14日
立ち飲み考3
新東京ビル・トキアに出店した「赤垣屋」の風景をテレビで見た。
立ち飲み店なのに、すごい行列である。
ちょっと、飲みたいから、入ってみよう!
といった甘い考えは通用しなさそうだ。飲むためには、ひたすら待つしかない。
世の中、ちょっとした立ち飲みやブームである。
「赤垣屋」が入ったのも、そんな時流も味方したのであろう。
何しろ、最先端トレンディースポットである。
流行に敏感な若い女性が目をつけないわけがない。
関西の本店に比べ、女性の比率が高いそうだ。
売り上げは約250人で35万円だから一人当たり単価は1400円弱くらいだ。
喫茶店にすこしプラスするくらいで、飲んでしゃべれるのだ。
飲み友達や職場の同僚とちょっと一杯なんていいだろう。。
ぼくなんかのおじちゃんが、一人で行って、若い女性に囲まれてしまったら、
一杯キュッとやって,滞在時間は5分くらいになるかも知れぬ。
待ち時間の方が断然多いことは間違いないだろう・・・
やはり、下町の大衆酒場の方が落ち着くであろう。
2005年10月26日
奥様公認酒蔵
「酒場」でなく「酒蔵」である。
以前、奥様公認酒場の事を書いている。
http://nishidachomin.livedoor.biz/archives/29686496.html
実際は、余り大きな違いはないのかもしれないが、新しい酒場は軒先の雰囲気で決めることが多いから、一字の違いが重要だとも言えるのだ。
酒蔵の方が、何か蔵元により近くて、美味しい酒が飲めそうな気もする。
秋葉原から湯島にかけて上野方面を歩いた。
普段は余り気づかないが、東京の街には起伏がキツイ所が意外にあるものだ。
今回は寄り道して、湯島天神へお参りしたわけだ。おしなべて、神社というのは、少々小高いところにある。ここも例外ではない。
ご利益のためだと、「男坂」石段を上がった。男坂は、その名が示す通り、段差がキツイのである。本当にきつかった。(女坂は楽らしい)
こうしているうちに、のども渇いてきた。
美味いビールを飲みたいという欲求がだんだん募ってくる。
そんな時に、「奥様大衆酒蔵」を発見したのだ。時間は、微妙な時刻だ。午後五時前だ。
暖簾を少しくぐるると、店内はひっそりしていたが、既にもう、三人のおじさんが座って飲んでいた。(皆さんが、奥様公認で来たのかどうかは不明だ・・・)
様になる光景を見て、古き伝統を残す奥様公認酒蔵の文字は・・・湯島には良くマッチするように思えた。。
そう言いながらも、ここには入らず、大好きな上野へと急いだ自分は、
ホントの野暮天だろう。。
2005年10月07日
立ち飲み考2
立ち飲みについて書くのは、約半年ぶりだ。
前回は、他愛のないことを書いた。
http://nishidachomin.livedoor.biz/archives/19382983.html
しかしである。
「食楽」によれば、今や立ち飲み屋が東京で大ブレイクしているというではないか。
立ち飲みといっても、和洋、古風今風とその形態は実に様々である。
ただ、スペインだけは特別扱いの称号「スペインバル」を与えられているが、これも立ち飲み屋には含まれる。花盛りである。
さらに、ホッピーの飲める立ち飲み屋として
QZ MOON(恵比寿) 渋谷区広尾1−11−2
豚娘(新橋) 港区新橋2ー9−17
が、ホッピー写真入で紹介されている。いーいねっ(クレージーケンバンド風に)
さて、立って飲むとなぜ楽しいのか?
前回述べたのが主な理由だが、さらに立ち食いや立ち飲み自体にも楽しさがあるのだと思う。少々行儀が悪い方が羽目もはずせる。
また、好きな人に近づきやすい、嫌な人からは逃げられるというのもあるかもしれぬ・・・
地元鹿児島は、酒(=焼酎)はどかっと座って、じっくりと飲むものであると考える「座り飲み」人はまだまだ多い。
そんな「座り飲み」文化の町に、初めての「立ち飲み」屋が出来たと知人が教えてくれた。名前は、東京食堂だ。
座りから立ちへ・・・飲んべえ文化の文明開化が鹿児島にも根付くことを願っている。
2005年08月05日
奥様公認酒場というもの
2005年07月27日
地方の飲み屋
これには参ってしまうことのほうが多いのだが・・・