2006年06月18日

居酒屋本 二冊

本・・・立ち飲み屋本・・・酒場百選

 

 

 

 

 

 

 


紀伊国屋書店で、この本を見つけ、即購入である。

ぼくの趣味でもある「居酒屋探訪」を見事なまでにまとめ上げたのだから、
すごい。

鹿児島には、なぜ立ち飲み文化が根付かないか?

という数年来の疑問に対し、解決の糸口が見つかるかもしれないと読み進めることにしよう。



2006年06月17日

寅さんを旅する@サライ

サライ寅さん渥美清ファンというか、寅さんファンというか
細かいことはどうでもいいとして

紀伊国屋書店に
「愛の流刑地」を買いに行ったつもりが

この本が目に留まり、買ってしまった。

この国民的映画のMOOKである。
一冊読めば、ほとんどのことが分かるしかけである。

 



2006年06月05日

深夜の読書「居酒屋道楽」

居酒屋道楽 2006.6.5居酒屋界のカリスマ、太田和彦先生の新刊書を読んでいる。

やはり好きなものはやめられない、居酒屋という三文字に心踊り、
丑三つ時であろうが全く関係なく、読んでいるのである。

それで思うことはひとつだ。

一流の酒飲みになるのは大変だということである。


先生は、居酒屋の酒、酒肴はもちろん、店主の心意気、その店の風情、歴史・・・
あらゆる面に精通している。

酒肴ひとつにしても、必ずイワレがあったりするものである。
それを事細かく、解説してくれるのである。

「居酒屋」というジャンルを崇高なレベルに高めているのである。
アタマが下がる思いである。


さて、東京の下町居酒屋で断然いいのは、何といってもオヤジサンである。

年季の入ったベテランの手から差し出される酒やつまみなど、歴史の重みを感じさせる趣というものがあって、アリガタイ。

こういったオヤジサンというのは、下町ハイボールに使う炭酸ひとつにしたってこだわりがあったりするのである。(自家製炭酸製造機もあるらしい)

東京近郊には、炭酸メーカーが10いくつもあるのである。
「うちは、ニホンシトロンだよ」なんてさりげなく言っても、それが妙な説得力があったりするのである。
注:ニホンシトロンは松戸です。

炭酸だって、酒との相性があるのである。

こういったウンチク話には、興味が俄然わいてくる自分である。
だからこそ、こんな時間帯に、居酒屋の本を読んでいるのだが・・・

理論と実践が伴わないといけない(つまり、行かなければ話にならない)

上京の際は、先生にならって、一日6件のはしご酒をすることにしよう!



2006年05月25日

パチンコ雑誌収集

今、段ボール箱を整理していたら

数多くのパチンコ本が出てきた。

自分で買っておきながら、よくもこんなにも集めたものだと思う。

本は、保存用ビニール袋に入れて、遮光(単に放置していただけ)していたので
新品同様である。HON

 

 

 

 

 

このような本は、後になって見返すと、意外に面白いものである。

今はシリーズものの復活もある。1992年の本を見ると面白い。
ダイナマイト、フィーバーパワフル、パーラーキング・・・なんかである。

初代ダイナマイトの爆発力は、今のダイナマイトキングを上回るものであった。
当然人気が高く、一世を風靡した名機種である。

しかし、当時はパーラーキングの方にはまっていた自分だ。(ダイナマイトはあまりしなかった。)このパーラーキングとて相当な爆発機種であった。

大好きな機種なので、当時鹿児島でやっていたパチンコナウという深夜番組での登場した回をビデオで録画したり、パチンコゲームを買ったり、しまいには、
名古屋の中古通信販売で8000円でこの機械を買って、自宅にも置いた。

話は、脱線した。

さて、今はパチンコ本の花盛りである。

書店に行けば、所狭しと、鮮やかな装丁の本が並んでいる。

これを見ながら、どの雑誌をコレクションに加えようかと悩む日々である。



2006年03月17日

月刊テレビナビ「鹿児島・熊本・宮崎版」創刊!

普段は全くテレビ雑誌は買わないが、テレビ改編時期だけは買うこともある。

新しいドラマでめぼしいものはないかと探すのも面白い。

本屋の店先には、TVガイドとか週間テレビジョンが山積みされているが、
この二種類くらいしか知らなかったが

TVNAVIというのが宣伝している。

何でも

次号(5月号)で、「鹿児島・熊本・宮崎版」が創刊します。発売日は3月27日
(月)。鹿児島県、熊本県、宮崎県の皆様、どうぞよろしくお願いします。

ということだ。テレビ雑誌によって、県の組み合わせは異なるようだが、南九州三県ということらしい。この場合並び方が気になる自分でもある。


さて
ライブドアがUSENと資本提携(詳しくは社長個人の出資)した。USENは無料パソコンテレビGyaoをやっている。もうこれは民放テレビ局みたいなものだ。

ある経済雑誌によれば、通信と放送の垣根が取れてしまったら

二大N・・・NHKとNTTが日本のテレビ放送を牛耳ることになって従来の民放は厳しくなるだろうと予測していた。

これから大改革が起きるのだなと思いながら、新NHK鹿児島放送局の鉄塔を見た(景観大丈夫?)

テレビ東京系のない鹿児島は、ほかの4局がその目玉番組は深夜などに放送はしてくれる。だが、それでもアド街など見れない番組も多々ある。

こういう時は、BSJAPANでも何でも地方に配慮した番組構成をしてほしいと願うのだ。



2006年03月01日

東京裏路地<懐>食紀行

uraこの本は、面白くて一気に読み上げてしまった。
闇市的昭和の匂いプンプン居酒屋とB級グルメの傑作が紹介されているのだ。

ブクロ の項には

「三福」の煮込み・豆腐だけ

というのが載っていた。

日牛研=日本牛煮込み研究会所属としては、みすみす逃すわけにはいかない。

写真を見た限りでは、北千住「大はし」の煮込みに似ている。(⇒ここの煮込みは、日本三大煮込みとして、居酒屋マニアの中では、有名なオリンピック表彰ものなのである。)

さて、「三福」のある池袋西口交番前は、すぐ分かる。何故かといえば、この交番すぐ隣の階段を下りたところにあるコインロッカーをよく利用し、目印にしていたからだ。
確かにあのあたりには、飲食店は多い。「三福」の前も多分素通りしたであろう(涙)

さて、本題へ戻ろう。

今回は池袋東口の方に用事があるのである。

ということは、「人生横丁」が待ち構えていることも指すわけである。
多分、ここに立ち寄ることになるだろう。。

その後、西口に移動し「三福」で煮込み・豆腐だけ・・・を食べ、酒を飲み、
さらには北口「豊田屋」までも立ち寄って飲むことになろう。。(メガマワル)

ブクロ周遊ベストルート・・・日帰り
美味しい豆腐に出会う旅。。
酒飲みの世界遺産「人生横丁」も・・・

なんて具合なパックツアーが組めそうな気がしないでもない(笑)



2006年01月06日

文人暴食…嵐山先生の待望の新作!!

文人暴食ぼくの尊敬してやまない嵐山光三郎先生の新刊が、本屋の店先に並べてあった。

先生の前作「文人悪食」もなかなか読み応えのある書籍であった。明治時代のいってみれば各人の「こだわり」が緻密な描写と重厚でありながら軽妙でもあるタッチで書かれていた。

ぼくは、何度も読み返したのである。食というのは、生きていくうえでの基本事項だから、その文人のひととなりがでる。

まんじゅうを煮て食べるなんて滑稽に見えようが、顕微鏡で初めて細菌をみた森鴎外が生ものが食べられなくなったことを誰が笑うことが出来ようか?

現代人にも、共通する潔癖症の原点が垣間見えるのである。


さてさて、今からこの新刊を読むことにしよう。登場する37人の中に
酒仙歌人である若山牧水も含まれているのもことのほかうれしい。



2005年11月21日

東京いい店うまい店

文藝春秋 編のこの本は、二年に一回出版される。

この本を紹介してくれたのが、今は浦安に引っ越していった知人である。

食道楽の彼は、書棚から目ざとく見つけたのだろう。これが、二版前の
2001-2002年版であった。これから、二年に一回は購入する。

中には、料理のジャンル別に店の感想が述べられている。

しかし、写真の類は一切ないのである。

これが、他のグルメ本と違うところである。だから、自分で足を運び、店構えから
出てくる料理にいたるまで自分の目で確かめなければならない。

ここが、サプライズでもあるわけだ。本来はこれが正道なのだ。
見知らぬところで、わくわくと料理を待つ。どんなのが出てくるだろうかと。。

今や、メディアがこぞって飲食店を紹介する。


でも、いかに料理が美味しそうにテレビに映ったところで、食べてみないと料理の味だけは分からない。

来年1月にも東京に行く用事ができた。
今から、何を食べようかなどと、この本をめくりながら考えている。

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2005年11月18日

「三丁目の夕日・12ヶ月」4巻セット

sancyoume近くの本屋をのぞいたら、目のつく場所に置いてあった。

5000セット限定

ぼくは、この『限定』の文字にはめっぽう弱いのである。

san中には、「一平と東京タワー」というおまけがついている。

なかなか、細部までこだわった逸品である。

自分のコレクションボックスへ並ぶ日は近い。

このセットは、7200円であった。
本は、特選集だし、装丁も綺麗である。価値は十分にあるのだ。

比べては悪いが、この値段はキャバクラ一回分でもある。
例の可愛いKちゃんと会う回数が一回減ってしまったのは多少残念ではある。。

夕方、紀伊国屋書店に行ったら、このセットがあった。本を包むダンボールは白いので、綺麗であった。コレクションにはいい完璧なものだった。

反して、ぼくのは、昔のダンボールである。
オリジナルなのか、店頭販売用であろう。表紙が夕日型に切り抜けるようになっていた。

これは良かったが、荷札のシールが貼られていたのは多少残念だった。

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2005年10月04日

ランティエ

〜退屈でない人生を求める男たちへ〜と副題がついた雑誌だ。

表紙には、和光の写真。。銀座遊民紀・・・銀座の遊び方らしい。

もう買わずにはおられなくなった。
BRIOは、いつも読んでいるので、切り口の違いを知りたかったせいもある。

銀座の特集を組むと、三割近く部数が伸びるという定説があるらしくて、同様の企画の雑誌も目に入る。

銀座がどんな時代でも、いかに特別な場所であるかということが如実に分かる。

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2005年10月02日

アサヒ芸能

来週のこの雑誌に

「ホッピー仙人」

が掲載されるというので楽しみだ。

ホッピー愛好家としては、かねてから、ぜひ行きたい店であった。

鹿児島では、ホッピー愛好家が少ないようだ。 

だから、天文館某バーでは、スペシャルドリンクとしてメニューで紹介されていた。本当はそうではないのだが・・・。

ホッピー1杯980円(テーブルチャージ別 700円)

という事態も起きてしまうのだ。

ホッピー愛好家を増やすために、この前のホッピー主婦には、ひとがんばりして欲しい。女性の口コミは強いから。



話を戻そう。

アサヒ芸能を探しに、鹿児島中央駅西口「春苑堂」に行った。
雑誌コーナーに置いてあったので一安心した。
その前のアミュプラザ鹿児島「紀伊国屋書店」では、見つけることは出来なかった。

こう考えると、書店の品揃えというのは違うものである。


本来なら春苑堂は先月一杯で閉店のはずだったが、延期されたという。

自分のような、パチンコ雑誌クロニカル収集を趣味とする少数派には、なくてはならない店だ。
西口開発もこれからだし、中央駅周辺のマンションも増え、住民も増加している。アサヒ芸能に限らず、紀伊国屋とは違う品揃えをするとかして、がんばってほしいと思う。



2005年09月21日

美味放浪記

壇一雄著、食に関する随筆本である。

さすがである。彼の著述には、無駄な部分は微塵もないのだ。
だから、読んでいてもいささかも疲れることもなく、「美味いもの」に対する彼の好奇心にあふれた文章がすんなりと受け入れられるというわけだ。

この本の中に「京都」に関する記述もある。

野菜のひとかけらにも千年の重み

豆腐、棒ダラ、鯖寿司、漬物、竹の子・・・などなど数知れないと彼は賞賛する。

 

今回の旅を振り返った。いささかも、京都の歴史を感じさせる店には行かなかった・・・大衆酒場、ラーメン、松屋だ。

京都の食文化を感じざるを得なかった場所があった。錦市場だ。
決して、広いとは言えない小路に、沢山の店が立ち並び、いずれの店も個性を主張するかのように商品を陳列しているのだ。
良く見ると、普段なかなかお目にかかれない京野菜はもちろん魚介類に至るまで何でもある。

実は何十回も、京都に来ているのに錦市場は初訪問であった。

京都の秋は特に観光客であふれかえる。特に団体の場合は、特に名勝地を駆け巡ることに相成る。そのような人々は、錦市場を訪れることもないであろう。

自分もまさに「おのぼりさん」だったわけだ。市井なんかは知らなかったのだ。
今後は、ディープな京都マニアを目指すことにしたい。

手始めは「焼肉」だ。
京都の焼肉が美味いという情報を得た。これこそ、京都地元情報であろう。
必ず食することを胸に誓った。



2005年08月17日

「散歩の達人」

自分は、鹿児島在住だが、この雑誌を定期購読している。少々、変わり者で、めったにいない人種なのだろうか?
こんな自分に、

「散歩の達人」定期購読お客様 アンケートのお願い

が、舞い込んできたのだ。

購読のきっかけ、面白かった(つまらかった)特集とその理由、面白かった(つまらかった)連載とその理由、雑誌を読んでどこに行ったか

などの質問項目が並んでいる。

ふむふむ、そうか・・・

また、下記の雑誌に関する意見・感想をとある。ライバル視しているのか?
東京人・大人の週末・サライ・オレンジページ・クロワッサン・○○ウォーカー
(結構どれも好きだ。)


8月号は「ミュージアム粋人になる!」と「よくあるカレーに別れを告げて」であった。美味しいものやミュージアムが写真入りで紹介されているのを見ると、思わずいても立ってもいられない自分なのである。



2005年08月08日

文庫本(8月弟1週) 

アミュプラザ鹿児島の紀伊国屋書店で今週買った本。

 
食う寝る座る 永平寺修行記  野々村 馨 新潮文庫
 
ホームレス入門 上野の森の紳士録  風樹 茂  角川文庫
 
 
タイトルだけ見ると、快楽から、程遠い内容のようでもある。
 
快楽とは、あくまでもメンタル要素が重きをしめるわけで、
俗世間から隔離された彼らのライフスタイルでどのようなことを感じたのか興味がある。
 
 
「快楽の家」をもうけた大先輩ゴーギャンに教えを乞いたい気もする。
 
快楽の楽園を求めて、奥へ奥へと足を進めた先人へ敬意。。。