北海道(札幌、小樽、函館)の店
2006年05月15日
焼き鳥 にし
まだ、しつこく函館シリーズは続くのである。
函館の飲み屋街は、中央病院電停近くに集中していると、市電の運転手さんに
聞いて、ここで降りた。
ここらを歩き回った末に、たどり着いたのがここだ。電車道沿いに店が並んでもいるし、その裏側にもある。勝手が分からずに歩いたのであった。
なんで、函館で焼き鳥?と思うだろうが、海の幸に多少食傷気味だったせいもあるのだ。
この日は、少々寒く、体が冷えていたので
日本酒を熱燗で頼んだ。
この店は、逆L字のカウンターのみである。
そこには、いかにも、ハコダテオヤヂという風采の人が座っていた。
次は、ビールである。さすがに、北海道・・・サッポロビールが強い!?
北海道限定サッポロクラシックではなかったか?
焼き鳥はどれも肉厚で、食べ応えがあった。
2006年05月11日
ありかた
〒040-0011
北海道函館市本町11-11
四季の昼御膳 すみれ1300円
お刺身盛り合わせ
活ボタン海老にトロ、蛸、サーモン
何しろ、活きがいいので、みずみずしい新鮮さが素晴らしい。
銀むつ西京焼き、海老と椎茸の香り揚げ、豚の角煮、蟹のサラダ、
茶碗蒸し雑穀米御飯、汁物、漬物、
いずれも、上品でかつ繊細な品々である。
コクのあるコーヒーと
グレープフルーツ、オレンジ、イチゴのフルーツは食後には最高の品々である。
これだけの内容で、1300円という値段は、コストパーフォーマンスに優れている。店員さんたちの応対も万全でいうこともない。
トーゼンのごとく、店内は、ご婦人方で超満員であふれかえっていたのだが
こんなオヤヂ一人でも、六人掛けの掘りごたつテーブルを独占させてくれて、
相席もさせなかったのであった。
こういう気配りに対しても、最大の賛辞を送りたい。
五稜郭公園電停から、五稜郭方面へ左側に、和風の建物があるからすぐに分かる。ぜひ、行ってみるべし。
ラッキーピエロ・・・食べ損なった(涙)
鹿児島バーガー研究家としては、函館になんと11店舗もあるファーストフードチェーンで、チキンバーガーを食べたかった。
GLAYが宣伝した?というこの店は、ベイエリア、五稜郭店共に大混雑であった。
「30分から40分待ちです」と言われた。普段なら、これくらいは待つが、今回は時間が押していたので断念した。
なぜこんなに人気があるかと言うと、ハンバーガー以外のカレーも美味いからだという。
そうだ、函館はあのカレーの名店「五島軒」もあるところなのである。
何も函館朝市ばかりがグルメスポットではないのである。
地元の人が、「ラッキーピエロもいいけど、ハセガワストアの焼き鳥弁当も美味しいですよ」と教えてくれた。
函館には、まだまだ、美味いものがたくさんありそうである。
2006年05月07日
なら屋
見知らぬ青森という土地でいい居酒屋を探すとなると大変だ。
居酒屋ハンターという嗅覚を頼りに、選んだのがここだ。赤ちょうちんが決め手となったのである。
中は、笑い声が響いている。活気がある中で、カウンター右袖に座った。
牛すじ煮込み
ほっけの生干し焼き
きくよ食堂
2006年05月05日
NORBESA
前回、ススキノのど真ん中で建築していた観覧車のあるアミューズメントビルに
行ってきた。
5月3日にオープンしたばかりだという。
ここの売りは、何と言っても
札幌で初めてという観覧車である。
ビルの屋上で、ゴンドラが赤く、イルミネーションも鹿児島のアミュランに似ている。
ぼくも乗りたかったが、60分待ちなのでやめた。
このビルには、さまざまな飲食店やボーリンぐ場、ゲーセン、カラオケなんでもある。
⇒ボウリング場だって、遊び心満載だ。
ここを目指すなら、ロビンソン、すすきの電停を目がけて行こう。
観覧車のイルミネーションを目指していくのは、困難なのである。
ススキノのビルとネオンの洪水に、観覧車が埋まって、見えないことも多いからである。
すすきのコロシアム
札幌市中央区南5条西4丁目9 バッカスビル8F
011−532−9646
最高に面白くて、楽しいことばかりのバーである。
モチーフは、格闘技なのである。
だからといって、身構える必要は全くない。
心優しきマッチョな代表(ご主人)や陽気で明るいスタッフが、きびきびと
動き回っている。みな、始終にこやかなのも、気持ちがいい。
8人掛けのカウンターに座る。そこは、なんと、ほとんど若い女性ばかりであった。それも、一人で飲みに来ている人が多いのである。
鹿児島では、若くて美しい女性が一人で飲みに来ているのは少ないかもしれない?が、ここに関してはごくありふれた光景なのであろう。
黙々と酒を飲んでいるのである「硬派な女性陣」に、スタッフは余計な声もかけない。このあたりが、この店のいいところなのだろう。
店内には、
格闘家の手形や写真などが飾られている。
事実、格闘家本人も訪れることもあるという。
グレートサスケのサインもあった。
で、店内の雰囲気はどうかというと、これは、まことににぎやかなのである。
カウンター後方のテーブル席はグループが多くて、みんなテンションが高い。
ウケル歌ばかり歌うから、店全体を楽しい雰囲気で包みこむのである。
カウンターに座り、緑茶ハイを頼んだ。
その次には、IWハーパーのシングルロックである。どちらも美味い。
楽しくなってくると、カラオケが歌いなくなるものだ。
ここで、クレージーケンバンドの三曲も歌ってしまった。
楽しい時間はあっという間にすぎるものだ。
知らぬ間に、一時間半も長居してしまっていた。
お勘定は、950円であった。
ショット二杯、カラオケ3曲歌っての値段である。なんと、良心的なのだろうか。
最後には、マッチョ代表様がエレベーターの前まで送ってくださった。
笑顔で「またどうぞ」と深々と頭を下げて、見送ってくださった。
最初から最後まで、本当に最高な気分を味わせてくれたこのバーは
洗練された居心地のいい空間なのである。
ススキノに行くときは、この店を訪れるといい。
程よいアドレナリン分泌で、体中が、生きる活力で満たされることは間違いない。
素晴らしいの一言に尽きる。
2006年05月04日
Firi Firi V3
〒060-0032 札幌市中央区北2条東4丁目
サッポロファクトリー二条館B1F
骨チキチキン950円
辛さは、ちょい辛目の3を選んだ。
スープカレーの場合は、ライスは右側に置かれる。
右利きの場合は、これをスプーンにすくって食べるのだが、今日のは具だくさんでもあり、ライスが足りなく感じた。
チキンレッグは、正々堂々と骨付きであるが、よく煮込まれていて、肉はいとも簡単に骨からはずれた。
なす、ピーマン、パプリカ、卵、ブロッコリー、ポテト・・・すべてが美味い。
ここには
「ラッシー」という一風変わった飲み物がある。
インドでは、辛いものと一緒に飲むというのだが、表面にシナモンパウダーのかかった乳酸飲料は、ヨーグルトといった感じであった。
2005年11月04日
BAR ガス燈(再掲)
以前、ここでも紹介した。←ここをクリック!
昨日、
「男の隠れ家」という雑誌で、裏路地のいいバーとして札幌代表で掲載されていた。
マスターは、札幌名物バーテンダーの元で修行し、このバーの三代目になったという。確かに彼は見込まれるだけのことはある。
ぼくは、まったく予備知識もなくここへ結果的に入ったのである。
ただ、すすきのをうろつくうちにい、迷い込んだビルの中で、さらに何か引き寄せられるものがあったのだろう。
この空間に、すっぽりと吸い込まれてしまった。
マスターはこんな放浪者を暖かく迎えてくれたのだ。決して、多くを語るわけではない。沈黙も立派な接客でもある。
雑誌に掲載されて、見て出かける人も多いだろう。
しかし、そっと本当の隠れ家として残していて欲しい珠玉のバーでもある。
2005年10月19日
BAR ガス燈
札幌市中央区南4条西5丁目 第4藤井ビル4F
011−251−2456
雑居ビル中にあって、洒落た店構えの前で、逡巡した。
最初に訪れる店のドアは、ただでさえ重く感じるのに、見るからに、いかついし、重たそうである。。
しかし、良い店は何となく、オーラが発せられているのだ。
開けてみて、それは間違いではなかった。
センスの良いマスターが、心地よい出迎えの言葉をかけた。心安らぐ空間がもう広がっていた。
なにしろ、ここは落ち着くのだ。ススキノの喧騒は、別世界のものと化す。
突き出しがまた、一流品であった。
クラッカーにカマンベールチーズが乗ったものに、小皿には、チキンとズッキーニのチリトマトソース煮込みである。
ジントニックを飲みながら、札幌の町を楽しむことが出来た。
2005年10月16日
スカイホール レストラン531
藻岩山展望台にあるレストランである。
名前は、藻岩山の標高から、名づけたものであろう。
玄関にはお年のボウイさんが正装していて、案内してくれる。展望台の食堂と侮ってはいけない。
しっかりした接待術と料理が出る。スープカレーもあった。
自分は、小腹がすいたので、生ビール(サッポロ生クラシック)500円と手作りポテト440円を注文した。
ポテトは、ダイナミックなスライスで大小さまざまな大きさだが、素材が良いので美味かった。
大きな窓に面するようにして、座席が設けられている。ここは、少し高めの席で、下にも座席はある。
夜になると、札幌の夜景を見ながら、ムーディーな雰囲気で、恋人同士が愛を語らいあうのであろう・・・と想像した。
もちろん、中年男子一人でも、十分楽しめるレストランである。