金沢ツアー 2007.6
2007年06月21日
立ち寄り湯はいいよね@こんや湯(金沢)
金沢の町をぶらぶら歩くぼくと楽楽です。金沢駅の近くにさしかかったところです。
あっ!
あそこに銭湯があるよ!
温泉好きのぼくらは、すぐに入ることに決めました。二階への階段を上がるとそこには、番台付の銭湯がありました。
さっそく、湯船に入ります。
あー、気持ちいい〜
銭湯の温度というものは、全国各地どこでも熱めになっています。
ここもそうです。
入っているうちに、体中が熱くほてってきます。
あー、ホッピー飲みたい〜
思わず、心の叫びです。しかし、金沢では、残念ながら、ホッピーはまだマイナーな存在のようです。
てなわけで!?、
風呂上りに、缶ビールを飲むことにしました。
もちろん、片手にビール、片手は腰に当てての定番スタイルでです。
うまーーい
ビールの一滴一滴が、体の隅々までいきわたるのが、はっきり分かります。
旅に出かける前に、どこに銭湯があるなんていうのは調べたことはありません。
しかし、京都、函館、札幌、東京そして今回の金沢と偶然に見つけることの出来た銭湯は、どれも、この上ない安らぎを与えてくれたものでした。
立ち寄り湯のよさは、偶然性と意外性が演出するものだと思います。
だからこそ、やめられません。
言い忘れましたが、今回の立ち寄り湯は「こんや湯」です。
金沢駅から歩いてすぐですから、ぜひ行ってみてください。
※イラストにあるようね女体画は、書かれていませんので、念のため。
2007年06月15日
旅の疲れを癒す@JAZZ SPOT BOKUNEN(金沢)
近江町食堂を出てから、帰りの電車までは時間があります。
この旅行も三日目に入り、佳境に入っています。
ゆっくりとしたいな
と考えていると、”ジャズ”の看板が見えました。
道路からは少し奥まったところにある入り口まで歩を進めます。
ここまで来ると、心地いいモダンジャズが漏れ聞こえてきます。
中に入るとそこは、まさに癒しの空間でした。
かなり長いカウンターがあって、その内側で、センスのいい女性が動き回ってます。
ぼくは、アイスコーヒーを頼み、手帳を取り出し、旅を振り返ります。
常連さんらが、持ち込んだレコードを視聴したりしますが、その女性ボーカルが何とも言えない位、ペーソスあふれるものだったりすいます。
何しろ、店内には大きなスピーカーがあります。
これが、ささやくような声でも忠実に再現できるのです。
♪I'm a fool I'm a fool
そうなんですよね。
みんな、自分の馬鹿さ加減にはうんざりしながらも、毎日を生きているんだろうと
思ってしまうんですよ。
実際、ぼくもはたから見れば馬鹿らしいことばかりしてきた人間ですけど・・・
記念として、コースターを二枚いただきました。
最後の最後まで、いい気持ちのままで、金沢の滞在でした。
機会を見つけてまた来たいと思います。
2007年06月14日
こりゃまた最高、海鮮丼@近江町食堂(金沢)
近江町市場は、日曜日は休みですが、その中に行列を発見しました。
その先には、この食堂が見えます。
いい店の店先には何かオーラのようなものを感じてしまいます。
しばらく待って、テーブル席を確保しました。
ここは迷わず、海鮮丼 1570円を注文です。
きゃはぁ〜、ため息が漏れるような海鮮丼です。
普段は、海鮮丼は食べないぼくですが、旅先ではまったく別です。
昨年のGW函館ツアーでもそうでしたが、いい市場にある店には必ずと言っていいほど、海鮮丼があるものです⇒ 例えば きくよ食堂(函館)
近江町食堂では、海鮮丼以外にも、好きな食材を組み合わせることが出来るのです。函館で言うなら、巴丼に似たものでさえ再現できます。隣のテーブルの方が注文していましたが、函館の巴丼にも負けじ劣らじの外見でした。
実を言えば、この店に来る直前に、同じく近江町市場の回転寿司でつまみ食いをしたぼくなのでありました。
ここで食べたタラバの寿司もなかなかのお味でしたが・・・
正直な話、海鮮丼を完食できるかどうか不安もありましたが、杞憂でした。
美味しいものは難なく胃袋に収まるものなのですネ。
満足感を十分に得たぼくは、足取りも軽く、市内をさらに散策することにしました。
楽楽と金沢市内散策へ
気持ちよく、起きることができました。
宿泊先ホテルの朝食バイキングは、なかなかいけるものでした。
渇いたのどには、オレンジジュースは命を与えてくれますね。
チェックアウトして金沢駅前バスターミナルからバスに乗って、香林坊を目指します。そこから伸びる百万石通りを歩きます。
新緑が目に眩しいですね。
きれいな道ですね。金沢市内の中心部とは思えないほどの静けさです。
左手には、赤レンガの建物が見えまてきます。中に入ってみることにしました。
そういえば、金沢にはその昔、第四高等学校が置かれていたのですね。
同じ様に、第七高等学校があった鹿児島人として、親近感を覚えました。
(鹿児島にも、同様な銅像が、黎明館敷地内にあるのですよ。バンカラな学生って憧れてしまいます。)
まだまだ、百万石通りを歩きます。かの有名な兼六園に突き当たります。
兼六園にも、久しぶりに行きましたが、二十代の時にここで感じたことと
50を目の前にして今回考えることはかなり違いました。
いくらあがいたところで、自然というものには勝てない
悠然としている松や地面に生えている苔がいかに素晴らしいものなのか!
若い時には決して見えなかったものが、少しずつ見えてくる気がしました。
兼六園で歩き回ったら、お腹がすいてきましたや。
あんころ餅なんぞ、何か食べようかとも思いましたが、やめました。
もう一回、海鮮丼が食べたかったのです。そのためにお腹をすかしておこうと考えたわけです。
結局、兼六園を二周しました。このような立派な庭園を時間をかけて作り上げた前田の殿様には敬意を払うばかりです。
兼六園をでてしばらくのバス停から、金沢駅方面のバスに乗り、武蔵が辻で下車して、再び、近江町市場を訪れました。
2007年06月13日
「寝台特急 北陸」は良かったゾ!
金沢の店のことばかりを先に書きましたが、
今回の旅の大きな目的だった「寝台特急 北陸」のことを書きます。
大宮駅ホームに滑り込んでくる「北陸」です。
高崎線と同じホームに入ってきます。停車時間は短いですから、あわてて写真を撮りました。
乗り込むのは、B寝台個室です。これには、一階と二階があるのですが、今回も二階です。
今までも、二階個室に割り当てられることが多かったのです。
二年前の「なは」でも二階でしたが、この時は窓のロールスクリーンが故障していました。
今回は全く問題ありません。
「なは」に比べれば、個室スペースは広く感じます。
ソファーにもなるようなレイアウトにもなっています。寝るときは、もちろん、手すりの部分を撥ね上げます。
寝台特急によっては、物を置くスペースに困るのですが全く問題はありません。ゆったりです。
室内スピーカーの位置や音量も適当でした。
「彗星」では、枕元で大きな車内放送が流されましたから・・・
希望を言えばキリがないのですが、コンセントがあるといいと思いました。
「北陸」は、日本でも走行距離が一番短い寝台特急です。
寝台特急というゆりかごにいると、大宮から、たった七時間という時間は、あっという間でした。
これは楽楽と一緒に、ワインを飲んでいたせいでもあるのですが、
楽しい時間というのは短く感じるものなのです。
九州新幹線開業時、記念として、東京から鹿児島まで、「富士」が復活運転したことがありました。
今後、同様な企画があれば、ぜひ乗ってみたいのですが・・・
寝台特急、次はどの路線に乗ろうかと思うだけでワクワクしてしまうぼくです。